格安スマホが拡大していくにつれて、「SIMフリー」という言葉をよく耳にするようになりましたね。

「SIMフリースマホ」「SIMフリーiPhone」「SIMフリータブレット」などなど、色々な「SIMフリー」があります。

SIMフリーの反対語として、「SIMロック」という言葉もあります。

SIMロックとは、ある特定の通信会社のSIMカードしか使えないように、端末にロックがかかっている状態のことです。

例えば、ドコモの端末でSIMロックがかかっていれば、ドコモ以外のau・ソフトバンクや、格安スマホ会社のSIMを使うことができません。

SIMフリーとは、そのロックがかかっていない状態、つまり、どの通信会社のSIMカードでも自由(フリー)に使える状態です。

そのため、SIMフリーの端末を持っていれば、通信会社に縛られることなく、自分の使い方に合った料金プランを選ぶことができます。

この記事では、SIMフリー端末が日本で広まるまでの流れから入手方法、メリットとデメリットまで、わかりやすく簡単にまとめています。

SIMフリー端末とは?日本ではいつから広まったの?

海外 スマホ

私がSIMフリーという言葉を耳にしたのは2012年のことで、海外旅行に出かけた時に、現地連絡用の携帯電話を探したのがきっかけでした。

おそらくその当時、SIMフリーとかSIMロック解除などという言葉を知っていた人は、ほとんどいなかったと思います。

私なんかは、「SIMカード」すら知りませんでした。

SIMカードとは、電話番号などの情報が記録されているもので、スマホを通信させるために必要なICカードのことです。

SIMフリー端末とは、どのSIMカードでも自由(フリー)に使える端末のことで、海外では一般的でした。

しかし日本では、ドコモで契約した端末はドコモのSIMカードしか使えない、というような「SIMロック」がかけられていました。

そのため、たとえ買ったばかりの新機種を持っていたとしても、他社に乗り換えるには、端末ごと買い替える必要がありました。

私が海外に行ってSIMフリー端末の存在を知ったちょうど同じ頃、「日本でもSIMフリー端末を使いたい」という要望がしだいに高まっていきました。

一部のマニアが海外からSIMフリー端末を取り寄せるブームまで起き、2012年から2013年にかけて、ようやく国内で利用可能なSIMフリー端末が登場するようになりました。

2013年11月には、日本でもっとも人気のあるスマホ「iPhone 5s」のSIMフリー版が発売され、一気にSIMフリー端末が広まっていきました。

その後、2015年5月1日から、「SIMロック解除」が義務付けられるようになり、それ以降に発売された端末はすべてSIMフリーにできるようになりました。

SIMフリー端末はどうやって入手できるの?

SIMフリー端末には、SIMロック解除をしてSIMフリーになった端末と、最初からSIMフリー端末として販売されている端末の2種類があります。

どちらも自由にSIMカードを選べるという点で同じSIMフリー端末、違いはありません。

SIMロック解除については、ドコモ・au・ソフトバンクの各ホームページ、もしくは店舗で手続きを行うことができます。

お使いの機種によりますが、ネットから無料で解除できる機種もあれば、店舗での受付のみで3,000円の手数料がかかる機種もあります。

最初からSIMフリー端末として販売されている端末については、各メーカーのオンラインショップから購入することができます。

iPhoneであればAppleショップで購入できますし、「HUAWEI(ファーウェイ)」「ASUS(エイスース)」などもオンラインショップから購入できます。

ちなみにHUAWEIは中国、ASUSは台湾のメーカーで、中韓系メーカーの人気がない日本ではまだまだ知名度が低いです。

でもHUAWEIはスマホ世界シェア3位、ASUSも日本で一番売れているSIMフリースマホなんです!

私もHUAWEIのスマホを使っていますが、その前に使っていたXperiaと比べて、価格は半額なのに機能はHUAWEIの方が良いです。

サクサク動くしカメラも綺麗、もう倍の値段を払ってXperiaとかiPhoneを買おうとは思わなくなりました(笑)

せっかくなので世界シェア1位と2位のスマホメーカーはというと、1位はSamsung、2位がAppleなんですね。

日本では圧倒的にAppleが1位、Samsungは社名を出さずにGalaxyのブランド名で展開されるなど、やっぱり日本はガラパゴスですね。

スマホの世界市場についてはこちらの記事を参考にしましたので、興味のある方は読んでみてください。

2016年世界スマホ出荷台数13.6億台、中国勢が躍進

SIMフリー端末のメリット

SIMフリー端末のメリットは、なんと言っても格安SIMを利用できることです。

格安SIMとは、格安スマホ会社から発行されているSIMカードのことで、これを使うことでスマホを格安で利用することができます。

iPhoneを例にとると、ドコモで購入したiPhoneはドコモでしか契約できず、月々の料金は7,000~8,000円ぐらいになります。

後から格安SIMを使おうと思っても、「2年縛り」で1万円ほどの解約料がかかったり、SIMロック解除に手数料が必要な場合もあります。

一方で、SIMフリーのiPhoneを購入すればそのまま格安SIMが利用できるため、毎月のスマホ代を2,000~3,000円にまで抑えることもできます。

月々5,000円ほど安くなるということは、年間で約60,000円もの節約になり、同じiPhoneでもとってもお得に利用できます。

もう一つのメリットは、海外SIMを使えることです。

海外に旅行や出張で出かけた時に、日本のスマホをそのまま使うと、通話料やデータ通信料がかなり高くなります。

そのため、海外ではWi-Fiのある場所でしか使わないとか、料金の加算が怖くて電源を切ってしまう方もいます。

しかし、SIMフリー端末であれば、海外SIMカードを使うことができるため、行き先にもよりますが、一日数百円で利用することもできます。

海外SIMカードは、空港や現地でも買えますし、日本で事前に購入することもできます。

プリペイド式で、データ通信容量〇GBで〇〇ドルというかたちで販売されていますので、ぜひ使ってみてください。

海外では地図を見たり、おすすめの観光スポットの情報を調べたりと、スマホはかなり重宝しますよ♪

SIMフリー端末のデメリット

一方でSIMフリー端末のデメリットもあります。

まず一つは、最初に端末代を支払わなければならないことです。

例えば「iPhone 7 Plus(256GB)」のSIMフリー版は、Appleオンラインストアから購入すると、107,800円します。

これまで「実質0円」に慣れてきた人にとっては、これを一括で支払うのは勇気が要りますよね…

金利手数料0%の24回払いも選択できますが、それでも月々4,800円かかるので、高く感じてしまう方も多いと思います。

同じ「iPhone 7 Plus(256GB)」をドコモで買うとどうなるかというと、新規契約で「実質負担金」は51,288円となっています。(2017年7月時点)

これは契約から24か月間、月々の料金から値引きを入れることで端末本体代を安く見せており、実質0円の時代から続くやり方です。

しかしあくまでも「実質」であり、結局はドコモでも端末代として計118,680円を支払っていることになります。

2年契約する代わりに、24か月間は月々2,808円(24ヶ月で計67,392円)の値引きを入れるので、実質51,288円ということになります。

かなりお得なように感じてしまう「実質〇〇円」ですが、ちゃんと端末代が支払われるようになってますのでご注意ください。

もう一つのデメリットは、端末本体が故障した時のサポートが、通信会社ではなく端末メーカーになることです。

お使いの端末が故障した時、ドコモの端末であればドコモショップに持っていけば端末の修理や交換などの対応をしてもらえます。

しかしSIMフリー端末は、契約した格安スマホ会社ではなく、端末メーカーが対応窓口となります。

もし格安スマホ会社で端末の保証もしてほしい場合には、月額500円ほどのオプションに加入しなければならない場合が多いです。

また、格安スマホ会社は店舗数もまだ少ないため、何かあった時にお店に直接聞きに行くということが難しいです。

そのため、店舗窓口を頼りとしてきた方には、SIMフリー端末のサポートに不安を感じるかもしれません。

この記事のまとめ

・SIMフリー端末とは、自由にSIMカードを選べる端末のことで、SIMロック解除するか、SIMフリー端末を購入することで入手できる。
・SIMフリー端末のメリットは、格安SIMでお得にスマホを使えることや、海外渡航先で現地のSIMを使えることである。
・SIMフリー端末のデメリットは、端末代が高く感じられるのと、サポート窓口が端末メーカーになることである。

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